離島での生活に憧れて、離島に引っ越す若者が増えてきている。しかし、はじめから離島で生まれ育ったわけではない場合、もともと離島で生活を送っている住民に比べて仕事を見つけにくい。都会ほど人がいるわけでもなく、何かを商売するにも難しい環境だ。収入源がなければ生活を送れないため、仕事面に関しての問題はクリアしておく必要がある。
現代はITが発展していることから、ネットビジネスを軌道に乗せれば、仕事がないという問題はあまり気にならないだろう。ネットビジネスなら、自宅がどこにあろうが各地の企業と取引ができる。そのため、日本全国を相手に仕事をしている人も少なくない。もちろん、周りに人がいるかどうかも問題視されないだろう。ネット回線さえ通せば、働き口がない無人島であっても収入を得られるはずだ。
だが、離島の中には十分なネット環境が整っていない地域もある。高速大容量の回線がなければ仕事が難しい場合があるため、その点は工夫が必要だ。回線を引くのが難しいなら、最低限電波のいい離島を選ばなければならない。最近は電波を使った無線通信でも十分な速度が出るため、電波さえ利用できるなら仕事上で困ることは少なくなるだろう。離島でもさまざまな商品をネットショップで買えるので、ネットさえあるなら生活面での心配は必要ない。
その点看護師であれば、人材不足からどこへ行っても重宝される傾向にあるため、比較的有利だろう。ただし、離島によっては、医療機関がない場合がある点には注意する必要がある。